ご好評にお応えして女将さんの話をひとつ。
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大女将は今年で79歳。
現役で働いている元気な女将さんです。
大女将は働くのが大好きで、
いつも「ありがたい」と言って働いています。
お客様に、スタッフに、そして自分の健康に感謝しての
言葉だと私は感じています。
スタッフからは大女将ではなく、
「お母さん」と呼ばれ、親しまれています。
大女将がここ瀧の湯に嫁いできたのは19歳のとき。
今から60年も前のことです!!!
その頃は小さな旅館で、30人収容程度の小規模な旅館でした。
スタッフの数は5〜6人しかおらず、
何でもかんでもみんなでやっていた、そんな時代で、
みんなで「頑張るんだ!」と必死で働いてきたそうです。
「頑張れば結果がついてくる」
そう思って自分のことは二の次にして働いてきたそうです。
子供の授業参観、運動会、家族会など、
行ってあげたい気持ちはあれど、行ける状況にはなく、
毎日毎日休みなく、一生懸命働いてきたそうです。
辛くて投げ出したいこともあったでしょう。
ある日、実家に帰ったら、実家の母が
一生懸命おもてなしをしてくれたそうです。
「あれ食うか?」「これ食うか?」「ゆっくりしていけ」
「風呂沸かしたから風呂さ入ってけ」
そういってくれた母のおもてなしの心に涙が出たそうです。
そのとき
「そうか、こういう風にお客様に温かい、
実家の母のようなおもてなしをしたら、
きっとお客様が喜んで下さる。
きっとまた来たい、そう思ってくれるような旅館になる。
瀧の湯ファンになっていただける!」
そう思ったそうです。
それから60年経った今も、
その大女将のおもてなしの心を受け継ぎ、
瀧の湯のおもてなしの心
「嫁いだ娘を実家でもてなす気持ち」として継承されています。
お陰様で、今や400名収容の旅館となりましたが、
グレードを高くし、和洋室タイプのお部屋を造るなど、
よりお客様にご満足いただけるよう、
300名収容へと今もなお変化しつづけております。
何年経っても、どんな建物になろうとも、
おもてなしの心を忘れることなく、
みなさまから愛される「庄助の宿 瀧の湯」でありつづけたいと思います。
もっともっとお客様にご満足いただけるよう、
また、実家に帰ってきたように「ほっ」と出来るような
そんな旅館を目指し、頑張って参ります。